Growmate(グローメイト)とは?

太平洋に浮かぶ小さな国「マーシャル諸島共和国」
本にふれる機会がほとんどない辺境のWoja村
この村の小学生200人が勉強出来るように

図書館を作りたい!

Growmateは、この意思に共感した青年海外協力隊OBが設立した
マーシャル諸島共和国の国際NGOです。


私たちは マーシャル諸島での青年海外協力隊の経験を経て、この小さな島国が遠くない将来に海面上昇により沈みゆく運命と知りました。大好きなマーシャル諸島に出来ることをして行きたい!そんな想いでNGOを設立しました。

マーシャル諸島では、学校などの施設もでき子供たちがようやく勉強が出来る環境が出来つつあります。しかし、まだまだ学校の体制や教師の質という部分では未熟な部分が大きいです。

そして子供たちはようやく自国の言葉を覚えられても、自国語の本がほとんどありません。私たちの活動は、まず本に触れる機会がほどんどない村の子どもたちのために、図書館建設をプロジェクトすることでした。そして、2017年8月25日、ついにWoja小学校に図書館をオープンさせました。


Growmateのミッション

・Education for Children

 教育を通して子供たちの可能性を開き、社会のリーダーを輩出する。

・Dream For People

 教育と労働を楽しみ、人々の夢や希望を広げる

設立の背景

マーシャル諸島では、同国の教育省や日本(国際協力機構 - JICA -)を含む各国の支援団体の長年の努力により、児童が教育を受ける機会はほとんど整備されています。しかし、教員の質や貧富の差により、多くの子供たちが普通の教育を受けることが出来ず、能力や可能性が引き出されていません。高等教育においては、諸外国の教員の占める割合が多く、さらに経済活動は外国からの支援に頼りきりで、国内産業が育たず低賃金労働者として出稼が後を絶たず、自国の力が衰退しています。

そこで私たちは、マーシャル人からマーシャルの社会を支えるためのリーダーが輩出されたいという目標を掲げ、マーシャルの生活や文化を継承できるような居場所を含めた、学習に取り組むことが出来るできるパブリックな教育環境の整備する目的をもってマーシャルの教育に貢献するNGO立ち上げました。

事業内容

 初等教育における学習環境整備

 初等教育教員の育成

 マーシャル諸島スタディツアーの開催

 マーシャル諸島展の開催

 特産品の販売


代表

進藤 純子 (Shindo Junko)

〜経歴〜

  • 2013年7月~2015年8月 青年海外協力隊に参加し小学校教諭としてマーシャル諸島に赴任
  • 2015年10月~2017年3月 山口県の小学校教員として勤務
  • 2016年8月 理事の椎名諭とともにNGO団体Growmate(グローメイト)を立ち上げ

理事

椎名 諭 (Shiina Satoshi)

〜経歴〜

  • 2013年1月~2015年2月 会社を休職し青年海外協力隊に参加。マーシャル諸島短期大学IT課スペシャリストとして赴任
  • 2015年2月~ 復職し国内企業にてクラウド事業に参画
  • 2016年8月 代表の進藤純子とともにNGO団体Growmate(グローメイト)を立ち上げ

理事

田中 光夫 (Mitsuo Tanaka)

~ 経歴 ~

2002年〜2016年までの14年間、東京都公立小学校で勤務。

日本全国の学校で病気休業教員が増加している課題に挑むべく早期退職し、病休により担任不在となった学級の代替担任を専門職とする「フリーランスティーチャー」という新たな職種を立ち上げる。2016年度から2018年度までに、公立私立合わせ6校の小学校で勤務。


ボランティア広報担当

下園 未来 (Miku Shimozono)

~ 自己紹介 ~

 「途上国の人たちにとっての幸せとは何か」

 大学1年の時、フィリピンへ語学研修に行ったのをきっかけにこの疑問を持つようになりました。今までテレビや教科書を通してしか見てこなかった貧富の差を目の当たりにし衝撃を受け、現地の人たちがこの現実をどう感じているのかを知りたいと思うようになりました。そこで途上国と呼ばれる国に滞在し、自分の目で現実を正しく理解し、自分にできることを見つけようと決めました。

 私は自信がなく、どこか一歩ひいてしまうところがありました。そんな自分を変えたいと思い、Woja(ウォジャ)小学校の図書館で読み聞かせのイベントを進藤の指導のもと、0からひとりで考え、実行するという経験をさせてもらいました。子どもたちに喜んでもらえるイベントを、と思い企画した初めてのイベントは失敗。どうしたら喜んでもらえるか、日々考え工夫を重ねた結果、子どもたちに喜んでもらうことができました。今では多くの子どもたちが、自発的に休み時間図書館に来るようになりました。

 私自身この活動を通して、勇気を出して一歩を踏み出せば何でもできるんだということを実感することができました。また、自分の行動によって子どもたちの本当に純粋な、キラキラとした笑顔を見ることができ、”もっとたくさんの子どもたちの笑顔が見たい”と強く思い、進藤と一緒に「学び舎」を建設することを決めました。

 大学生の私でも目の前の子どもたちのためにできることがある、そう信じて今しかできないことに全力で挑戦します。応援よろしくお願いします!!